<五輪招致委>敗因は「日本人トップの競技団体なく」(毎日新聞)

 東京オリンピック・パラリンピック招致委員会(会長・石原慎太郎東京都知事)は2日、理事会を開き2016年夏季五輪の招致活動を検証する「招致活動報告書」の原案を検討。敗因について「国際的なスポーツ競技団体の中に、日本人がトップを務める団体が一つもない」ことを挙げ、国内世論が盛り上がりに欠けていたことにも言及した。最終報告書は24日に公表する。

 原案には、昨年10月に落選するまでの招致期間を通じて、石原知事が61人の国際オリンピック委員会(IOC)委員と面会したことなど、国内外でのロビー活動の実態を明記。東京をPRするため、都や招致委が参加・視察したスポーツの国際会議が22件(17カ国)、国際競技大会が22大会(15カ国)に上ったことも報告した。

 今後の招致活動への課題としては、国際的なスポーツイベントを数多く日本に誘致することを提言している。

 最終報告書には、招致活動費の収支決算も示す方針。招致活動費を巡っては、当初50億円を見込んでいた民間からの寄付金が約43億円にとどまったため、都や招致委は招致活動全般にわたる企画や事業を委託した広告大手「電通」に委託費の値下げを求めている。【江畑佳明】

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「被害届出さない」明記=示談書提出される−朝青龍暴行問題で警視庁に(時事通信)

 大相撲の横綱朝青龍が知人男性にけがをさせたとされる問題で、警視庁に示談が成立したとする文書が提出されたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。男性のサインとともに、「被害届を出さない」と明記されていたという。
 捜査関係者によると、示談は先月29日付で成立した。文書は今月2日午後、同庁麻布署に提出された。 

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小沢氏会見わずか18分 疑惑説明なお曖昧 4日勾留期限 窮地か余裕か(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長が1日の記者会見で、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で初めて自らの進退に言及した。一度は東京地検との徹底抗戦を宣言した小沢氏だが、元秘書の石川知裕容疑者(衆院議員)ら3人の勾留(こうりゅう)期限を4日に控え、精神的に追いつめられたのか。それとも自らは刑事責任を問われないという自信の表れなのか。(榊原智)

 この日の小沢氏の声はかすれがちで、いつもの力強さを欠いていた。

 1月31日の東京地検特捜部による再聴取について自ら切り出し、「公平公正な捜査には可能な限り協力してきた。昨日もそして今後も協力していく意思に変わりありません」と語った。まるで3度目の聴取を予見したかのような言いぶりだ。

 強気一辺倒だった小沢氏に心境の変化が表れたのは、世論の批判が大きいのでないか。各種世論調査で幹事長辞任を求める声はすでに7割を超える。石川容疑者らが起訴されれば、さらに風当たりが強まるのは確実だ。

 ましてや自ら刑事責任を問われ、責任をとらずにすむ政治家などいない。そう考えると、小沢氏は当たり前のことを言っただけだとも言える。しかも小沢氏は「議会制民主主義の定着」を政治目標としてきた。世論に逆らう姿は「矛盾」するのではないか。

 一方、小沢氏は、刑事処分が自らには及ばないと踏み、あえて神妙な態度をみせたとの見方もある。石川容疑者ら3人に刑事処分が下っただけでは辞めず、幹事長を続投することをにおわせたとも受け取れる。

 だが、事件に関する説明はなお曖昧(あいまい)で、とても説明責任を果たしたとはいえまい。

 平成16年の陸山会による土地購入の原資4億円とは別に、17年に小沢氏が石川容疑者に預けた4億円について、記者から説明を求められても「捜査中なので申し上げるのは適切ではない」と口をつぐんだ。

 また、小沢氏が1月25日に「(預金を)家族の名義にした」と説明したことを受け、「贈与税はどうなったか」と質問されると「その資金は私のおカネで女房子供に贈与した認識はない」と断言した。借名口座は15年から法律違反になったはずだが…。

 小沢氏は記者会見をわずか18分で切り上げ、横浜市内で開かれた神奈川県連のパーティーに駆けつけた。だが、口ぐせのように繰り返してきた「私の不徳の致すところで、いろいろとお騒がせしている」とのおわびの言葉はなかった。

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皮膚から神経細胞作製=iPS経ず、遺伝子導入で直接変換−マウスで成功・米大学(時事通信)

 マウスの皮膚細胞に3種類の遺伝子を導入し、神経細胞に直接変えることに成功したと、米スタンフォード大の研究チームが28日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。ヒトでも試みており、成功して安全性が確保されれば、パーキンソン病やアルツハイマー病などのメカニズム解明に役立つほか、再生医療に応用できる可能性もあると期待される。
 山中伸弥京都大教授らは、マウスやヒトの皮膚細胞へ3、4種類の遺伝子を導入し、身体のあらゆる細胞に変わる万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」に変えてから、神経細胞に分化させていた。今回の方法は、iPS細胞を経由するより早く、効率良く神経細胞を作れるほか、iPS細胞のように多様な細胞に変わったり、盛んに増殖したりする能力がないため、がん化のリスクが少ない利点があるという。
 身体の体細胞を遺伝子導入で別種の体細胞に変える研究は、米ハーバード大チームが昨年、膵臓(すいぞう)で消化液を分泌する外分泌細胞を、インスリンを出すベータ細胞に変えることにマウスで成功した例などがある。
 スタンフォード大チームは、マウスの胎児や、成体の尾の皮膚から採取した線維芽(せんいが)細胞に、「Ascl1」と「Brn2」、「Myt1l」の計3種類の遺伝子をレンチウイルスを使って導入。神経細胞に変え、「誘導神経(iN)細胞」と名付けた。試験管内で、iN細胞同士がシナプスでつながり、機能することも確認した。 

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<小1虐待死>小学校、行政側に注意喚起せず 東京・江戸川(毎日新聞)

 東京都江戸川区立松本小1年、岡本海渡(かいと)君(7)が両親から虐待され死亡した事件で、虐待が発覚した昨年9月以降、海渡君が長期欠席するようになったのに、同校が状況を区子ども家庭支援センターに連絡していなかったことが、25日の同校の会見で分かった。センターは「状況把握を学校に任せていた」と話す。専門家は「典型的な虐待のハイリスク家庭なのに、関係機関の連携が不十分だった」と指摘している。

 「パパにぶたれた。ママは見ていて何も言わない」。昨年9月、左ほおと両足のももにあざがあるのに気付いた歯科医に、海渡君は打ち明けた。いつもは元気な海渡君がしゅんとしていたという。

 歯科医師は同14日に同センターに通報し、校長らはその3日後、海渡君のアパートを訪問した。父の健二容疑者(31)は「うそをついたのでしつけの意識で殴った」と認め、「二度と殴らない。男の約束だ」と言い切ったという。だが、海渡君は9月に6日間欠席するなど、欠席が目立つようになった。

 担任の男性教諭(28)は海渡君の様子をみるため、12月に3回アパートを訪ねた。担任は海渡君の顔を見ようとしたが、母の千草容疑者(22)は拒んだという。両親は欠席させるたびに「頭痛がひどい」「実家に帰っている」と学校に連絡。同校は「欠席理由が明確だったので、センターに欠席状況を伝えなかった」と説明する。

 一方、同センターを所管する同区児童女性課の丸山みどり課長は「欠席が続いていると知っていれば、次の対応はできたかもしれない」と認めた。

 一連の対応について元大阪市中央児童相談所所長の津崎哲郎・花園大教授(児童福祉論)は「母親の再婚相手と暮らし、実家に預けられて育った海渡君の経歴からみると、虐待のハイリスク家庭だったと言える。昨年9月の時点で関係機関が連携し、支援策を講じるべきだった」と話す。【古関俊樹、神澤龍二、田村彰子】

 ◇虐待事件の経過◇

09年2月 健二、千草両容疑者が結婚

  4月 小学校入学を機に、海渡君が同居を始める

9月14日 あざに気付いた歯科医が区子ども家庭支援センターに通報

  17日 校長らがアパートを訪問、健二容疑者が虐待を認める

  10月 学校を11日間欠席

  12月 担任が3回アパートを訪問したが海渡君には会えず。12月は6日間欠席

10年1月 海渡君が両親から暴行を受  23日 け意識不明になり病院搬送。1月は8日間欠席

  24日 海渡君が死亡。小岩署が両容疑者を傷害容疑で逮捕

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